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もしも台風や大雨が来たら?家族の安全を守るための準備と行動

Tags: 台風, 大雨, 風水害, 防災対策, 家族

台風や大雨、あなたの家族は大丈夫ですか?

日本には地震が多いことを知っている方は多いと思いますが、実は、台風や大雨による災害もたくさん起こります。強い風で家が壊れたり、雨で土地が崩れたり(土砂災害)、街が水浸しになったり(洪水)することがあります。

特に、小さなお子さんやお年寄りがいるご家族は、台風や大雨が来る前に準備をしておくこと、そして、正しい情報をもとに行動することがとても大切です。家族みんなの安全を守るために、今からできることを一緒に確認していきましょう。

台風や大雨が来る前に、家族でできる準備

台風や大雨は、地震と違って、ある程度予測することができます。予報が出たら、早めに準備を始めることが大切です。

1. 家の外を点検・片付けましょう

2. 家の中の安全対策をしましょう

3. 家族みんなで避難について話し合いましょう

4. 子供や高齢者と防災について話しましょう

台風や大雨が発生したら、家族で気をつけること・行動すること

台風や大雨の予報が出たら、テレビやラジオ、インターネット、スマートフォンのアプリなどで、最新の情報を確認し続けることが非常に重要です。

1. 気象情報と避難情報に注意しましょう

| 警戒レベル | 情報の意味 | 家族が取るべき行動 | | :--------- | :------------------------------------------ | :---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- | | レベル3| 高齢者等避難 | 避難に時間がかかるお年寄りや小さいお子さん、体の不自由な人などは、危険な場所から避難しましょう。その他の人も、避難の準備を始めましょう。 | | レベル4| 避難指示 | 危険な場所から全員避難してください。 この情報が出たら、すぐに避難行動をとることが命を守るために最も大切です。 | | レベル5| 緊急安全確保 | すでに災害が発生している、または差し迫っている状況です。命が非常に危険です。ただちに身の安全を確保してください。 (このレベルを待つのではなく、レベル4までに必ず避難してください) |

レベル3が出たら避難の準備を始め、レベル4が出たら、迷わず安全な場所へ避難してください。

2. 避難するタイミングと方法

3. 避難できない場合の行動

避難所への移動がすでに危険な場合や、避難所が満員の場合は、自宅の中のより安全な場所で過ごすことも考えられます。

ただし、これは最後の手段です。できる限り、安全な場所への避難を優先してください。

4. 危険な場所に近づかない

台風や大雨が通り過ぎた後

まとめ

台風や大雨の被害から家族を守るためには、まず危険を知り、事前の準備をしっかり行うこと、そして、自治体からの情報に注意し、早めに避難する勇気を持つことがとても大切です。

この記事でご紹介した準備や行動について、ぜひご家族で話し合い、皆さんの言葉で確認してみてください。家族みんなで協力して、安全に過ごしましょう。