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もしもの時、家族みんなでどう避難する?安全な避難行動のステップ

Tags: 防災, 避難, 家族, 避難行動, 避難所, 災害対策, 外国人住民

災害発生!家族みんなで安全に避難するために

地震や台風、大雨など、いつ災害が起こるかわかりません。もしもの時、家族みんなで一緒に安全な場所に避難することはとても大切です。

特に、小さなお子さんや高齢のご家族、体の不自由なご家族がいる場合、避難には特別な準備や配慮が必要です。この記事では、災害が起きたときに、家族みんなで安全に避難するための具体的な行動や注意点についてお話しします。事前に家族で話し合い、いざという時に慌てず行動できるように備えましょう。

避難を始めるタイミングを知る

災害が起きたとき、すぐに避難しなければならない場合と、しばらく様子を見られる場合があります。避難を始めるタイミングを判断するために、以下の情報に注意しましょう。

もし、家族の中で避難の判断に迷う人がいたら、安全な場所にいる人が情報を集め、家族みんなで話し合って行動を決めることが大切です。日本語が苦手な家族には、分かりやすい言葉や多言語対応の情報ツールを使って伝えてあげましょう。

家を出る前の最終確認

避難指示が出て家を出る準備をする際は、安全のため、そしてその後の生活のために、いくつかの最終確認が必要です。

安全な服装と避難中の持ち物

避難するときは、動きやすく、体を守れる服装が大切です。

これらの他に、家族に必要なもの(赤ちゃん用品、介護用品、ペット用品など)を準備します。

家族での移動方法と注意点

避難場所へ向かう際は、事前に家族で決めた避難経路を通ります。安全に移動するためのポイントです。

避難中は、周囲の状況をよく見て、落ち着いて行動することが大切です。他の避難者と助け合う気持ちも忘れずに持ちましょう。

避難所に着いたら

地域の指定避難所に到着したら、まず受付で名前や人数などを伝えます。避難所では、多くの人が共同で生活するため、ルールがあります。

避難所のスタッフの指示に従い、他の避難者の方々と協力しながら過ごしましょう。

まとめ:家族でシミュレーションしてみましょう

災害時の安全な避難は、事前の準備と、家族みんなの協力が不可欠です。

これらのことを、実際に避難行動をイメージしながら家族でシミュレーションしてみると、より具体的に理解できます。小さなお子さんには絵や写真を見せながら、高齢のご家族にはゆっくりと時間をかけて説明するなど、家族それぞれの状況に合わせて伝え方を工夫しましょう。

もしもの時に、家族みんなが落ち着いて安全に行動できるよう、日頃から話し合い、準備を進めていきましょう。